ファーウェイ製PCSを選ぶ理由

優れた放熱性、防塵・防水性

蘇社長がファーウェイのPCSを採用するのは、この現場が初めてではない。「建設中のものを含めると、40ヵ所、100MWにのぼります。高圧太陽光発電所ではほとんどファーウェイの製品を設置しています」(蘇社長)というから、他社にはないファーウェイの優位性を熟知しているようだ。

蘇社長は、ファーウェイのPCSを始めて導入した際の経緯をこう話す。

「以前、低圧発電所で他社製の小型PCSを採用しましたが、夏場40度を超えた際に停止してしまう事態が多発しました。そのため、その後で沖縄県の宮古島に2MWの発電所を建設すると決まった際は、放熱性能に優れた製品を探しました。そのとき、ファンを備えず、自然冷却で放熱するファーウェイのPCSに出会ったのです。稼働から2年が経過しましたが、宮古島の高温多湿な環境にも十分に耐え、発電量は高く、PCSそのものの電力消費量も少ないですよ」。

ファーウェイのPCSにはファンだけでなく、ヒューズもない。消耗品を用いないという利点を持つほか、IP65を取得し、高い防塵・防水性も兼ね備えている。

パワーマックスの蘇慶社長