オピニオン

「脱原発と再エネ推進は両輪で」

さくら共同法律事務所 河合弘之 弁護士

脱原発運動を20年以上続けてきた河合弘之弁護士。脱原発を追求した結果、再エネの必要性に行き着いたという。再エネ普及の展望をどう見ているのか。

脱原発の思いを抱いたのは、本業の経済事件とは別に、地球を後世に残そうという視点から考えたとき、最も致命的に環境を破壊するのは原発だという結論に達したからだ。ひとたび原子力発電所が重大な事故を起こせば、国を亡ぼすような大公害が生じる。しかも使用済み核燃料の最終処分は世界のどこでもうまくいっておらず、後世に押しつけることになっている。

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