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PVeye 2015年2月号

特集「2015年を生き抜くバイブル　出力抑制の影　蓄電に光!?」

2015年を生き抜くバイブル
出力抑制の影　蓄電に光!?

2015年、FITのプレミアがついに終わる。
系統制約に端を発した運用ルールの見直し。
出力抑制の影が忍び寄る。価格はどこまで下がるのか。
されど生き抜かねばならない。
厳しい新FITのもと、リスタートの時が来た。

2015年、FITのプレミアがついに終わる。

系統制約に端を発した運用ルールの見直し。

出力抑制の影が忍び寄る。

価格はどこまで下がるのか。

されど生き抜かなければならない。

厳しい新FITのもと、リスタートの時が来た。

「蓄電池に手厚い補助金を　太陽光の自家消費を推進していく」

自民党衆議院議員　資源・エネルギー戦略調査会会長　山本拓氏

「再エネ比率20％台半ば超え　野心的な目標を早期に打ち出す」

自民党衆議院議員　柴山昌彦氏

傾斜、積雪、塩害、水上　もう場所は選ばない！

　太陽光発電所の適地が減少するなか、条件のよい場所はほとんど残っていない。ならば悪条件下でどう建設するか。その方法を見出すことこそが生き抜く術なのかもしれない。実績のあるEPCや架台メーカーにノウハウを聞いた。

蓄電ベンチャー　エリーパワーの挑戦

エリーパワー　小田佳　取締役　執行役員　「量産化でコストの壁を乗り越える」

再エネ論客たちが系統接続可能量、FIT制度見直しに物申す

「政府が再エネ導入目標を設定しない限り、系統制約は解決しない」

日本風力発電協会　企画局長　斉藤哲夫氏

「住宅用太陽光発電は早急に出力抑制対象から外すべき」

調達価格等算定委員会委員　和田武氏

露見したエナリスの嘘と罪

　粉飾決算が明らかになった新電力ベンチャーのエナリス。社長の池田元英氏（45）と会長の久保好孝氏（49）が辞任し、役員8名を減俸処分したことでけじめをつけた。だが業界では取引を解消する動きも出ている。上場廃止の危機も迫るなか、どう信頼回復に繋げるのか。事の顛末をまとめた。

超入門！

電力小売り自由化

託送料金は一体いくらに？　

大もめFITインバランスって何？　

教えて　電力システム改革制度

　7.5兆円？電気と周辺サービス含めたら、20兆円も夢じゃない―。そんな大化け市場と注目された電力小売り部門が、2016年4月ついに解放される。一般家庭の囲い込みが水面下で激しくなるなか、肝心要の小売り全面自由化に向けた制度設計も、14年末にほぼ出揃った。そこで電力小売りに参入するなら、知っておきたい制度概要をいち早く解説する。

「電源確保から受給管理、小売までPPSは自前でやれなければ意味がない」

SBパワー　藤井宏明社長

電力小売マーケットの黒衣役

エプコ、パッケージ提供で家庭向け電力販売をサポート

給排水設備から電気設備、今では太陽光発電や蓄電池まで、様々な住宅設備の設計を手掛けるエプコ。同社が電力自由化で目指す絵姿は、黒衣役として電力小売事業者を支え、共に展開していくというものだ。電力小売マーケットを見据えるプレーヤーにとって、ひとつのビジネスモデルとなり、アライアンスを組むべきパートナーともなり得る。

CZTSの実力と可能性

長岡工業高等専門学校　片桐裕則教授

　「10円玉を温泉につけておくようなもの」。長岡工業高等専門学校の片桐裕則教授は、レアメタルを使わずに人体に無害な原料で製造できるCZTS型太陽電池のメリットをこう例えた。期待大の次世代太陽電池、CZTS型の開発はどこまで進んでいるのか。

ジャパン・リニューアブル・エナジー

1月、水戸市で40MWが竣工

太陽光と風力で1000MWを目指す

　東日本最大級となる40MWの発電所が1月竣工を迎えた。発電事業者は、ジャパン・リニューアブル・エナジー。本発電所が竣工10件目、計54MWを開発した。今後も、太陽光・風力で合計1000MWの開発を進めていく方針だ。

26、40

パナソニック、無線型ストリング計測システム本格販売　異常検知機能を強化、既設発電所向けに積極展開

　パナソニックシステムネットワークス　システムソリューションズジャパンカンパニーが昨年12月無線型ストリング計測システムの販売を開始した。1年半の実証実験を経て、満を持して市場に投入する。30項目に及ぶ異常検知が可能で、無線通信のため後付が容易。パワコン監視のみの発電所を中心に提案し、3年間で200MWの設置を目標に掲げる。