【第一特集】

O&M最前線

日本は自然に恵まれる反面、災害も多い国。
それに 機器不良もあれば、設計・ 施工に
起因する不具合も散見される。系統の安全上、
発電を停止することも決して珍しくない。
メンテフリー神話はもう過去の話。
O&Mは、逸失利益を最小限に抑える役割も果たす。

成長軌道に突入せよ！ Ｏ＆Ｍ市場

ＦＩＴが安定導入期という第2ステージに突入し、 O&M市場が成長軌道に乗ろうとしている。 太陽光に逆風が吹き荒ぶなか、上手く市場形成できなければ、 ここまでの苦労が水の泡だ。 長期安定発電へ。大きな期待を背負い、いま動き出す。

軽視できない雑草対策
O&Mプレーヤーも本腰

O&Mでもクラウドが活躍！

発電所内の移動をスマートに
O&Mはセグウェイで

パネル洗浄 4つの留意点

O&Mの7つ道具 

発電事業者に有効なO&Mサービスを提供するためには、 機器を使いこなせなければならない。重要な7つ道具を紹介する。

低圧O&Mの第一歩 
コスト低減進む遠隔監視

O&Mの第一歩は遠隔監視システムの導入だ。 だが 10kW以上50kW未満の低圧太陽光発電設備では 遠隔監視の搭載率が依然として低い。 立ち塞がるのはコストの壁。どう乗り越えるか。

潜入！O&M実証現場 
分析力向上の一翼担う 
オムロンFEの環境ラボ

費用対効果の高いO&Mサービスを提供するため、 現場の実データをもとに様々なケースを 想定した実証研究が盛んだ。どんな検証が行われているのか。 オムロンフィールドエンジニアリングのラボに潜入した。

NTTファシリティーズ 
経験に裏打ちされたO&M 
300ヵ所、500MW突破

国内屈指のEPCであり、IPP（独立系発電）事業者でもある NTTファシリティーズ（東京都港区）。 O&M事業にも積極的に展開し、サービスを提供する 太陽光発電所はいまや全国300ヵ所、500MWを 超えるまでに拡大した。同社の手掛けるO&Mとは。

世界基準のO&Mを取り込もう！

海外市場での経験を日本でも活かそうとする動きはO&M分野でも活発だ。 日本法人、共同出資、業務提携など形は様々だが、その豊富な経験に基づくデータは貴重なもの。 世界基準のO&Mを上手く活用しよう。

ソラリグ・ジャパン 
日本でO&M契約100MW超

世界的なO&M企業が日本に進出するなか、すでに日本で100MWを超える運用実績を上げているのがソラリグ（スペイン）だ。

世界を知るアセットマネージャーが教える O&Mの選び方 

いったいO&M業者をどう選べばいいのか。日本のO&M市場は立ち上がったばかりで明確な選定基準はない。 悩んでいるオーナーも少なくないのでは。そこで、世界各地で太陽光発電所の資産運用（アセットマネジメント）サービスを提供し、 O&Mにも詳しいスペインのベクター・クアトロにO&M選びのポイントを聞いた。

ウエスト、包括O&Mで実績250MW

太陽光発電所の建設大手ウエストホールディングスがO&Mで存在感を高めている。発電所の設計・建設からO&Mまでのワンストップサービスを強みに導入実績は250MW規模に達した。同社O&Mに迫る。

【緊急ルポ】

熊本大地震

太陽光は有事の際の強い味方！

無残な姿に変わり果てた家屋、 避難所で毛布にくるまる住民、 道路は割けて陥没し、電柱はいまにも倒れんばかりに傾いている。４月14日21時26分頃、熊本県益城町で震度７を観測した大地震は16日未明に「本震」を呼び起こし、九州全域が震撼、一時は47万世帯が停電に見舞われ、電力系統は麻痺した。だが、熊本県内のメガソーラーはほぼ無傷だ。 益城町の住宅に設置された太陽光パネルも、 屋根にしがみつき、必死でその役目を全うしている。被災地でいま何が起こっているのか。
 

シャープ、鴻海傘下で再建へ 
太陽光は継続意向も

電子機器受託製造大手の台・鴻海精密工業のもとで再建を目指すシャープ。ただ鴻海は太陽光にそれほど関心を寄せていない。シャープはどのように 太陽光事業で巻き返しを図るのか。

太陽光はやめない  鴻海幹部の理解を得た 
シャープ執行役員
エネルギーソリューションカンパニー社長 佐々岡浩氏

ＧＣＬ、日本法人設立 
蓄電システム拡販へ

テルサン、ＰＥＲＣモジュールで日本開拓  
コスト競争力に自信

ウィンアイコ、高品質品で住宅用へ展開 
年内ヘテロ型モジュール発売へ

いまさら聞けない
太陽光発電の基礎知識
第二回 太陽電池の種類と特徴

太陽電池には様々な種類があります。 
主流のシリコン系から
実用化が期待されている次世代品まで、 
それぞれの特徴を解説します。

【リユース・リサイクル 】
環境省、ガイドライン公開

2012年7月のFIT開始以降、全国各地で太陽光発電設備の導入が急速に進む。一方で、事業を終えた発電設備の適切な処理は重要な課題の一つだ。廃棄物処理法に則り、適切 に処理するだけではなく、リサイ クル（再資源化）やリユース（再使用）といった有効活用策も検討されている。 

日本エコシステム
電力小売り参入 

新型モデルで潜在顧客獲得へ

通信工事大手コムシスグループの
太陽光販売・施工会社、日本エコシステム
（東京都港区、白髭博司社長）が
電力小売りに進出する。
同社の打ち出した屋根借り式の
自家消費モデルは、住宅用太陽光の新たな事業モデルとなり得るか。

富士アイティ、遠隔監視 システム販売好調 
ミライトら、パネル劣化 診断装置開発
アズマ、福岡・八女で 電力小売り開始 
三井不動産リアルティ、コインパーキングに蓄電池つき太陽光システム導入
CV21 、球状シリコン太陽電池提案強化
西進商事、パネル劣化診断システム販売
NECネッツエスアイ、ドローン活用サービス開始
NEDO、日射量データベース拡充 
アクシス、遠隔監視システムをデータセンターで一括管理 

洋服が発電する!? 
布状の有機薄膜太陽電池 

住宅や自動車の内装材を製造する
住江織物は、
有機薄膜太陽電池の技術を応用して、
光を受けると発電する繊維を開発した。
発電繊維の最新の技術に迫った。

川崎マリエン 
自立型エネルギー供給システム［神奈川県］
水素と太陽光で万全の備え 
電気と温水を300人に１週間

1）シャープ

新型蓄電池発売 
コンパクト化、長寿命化を実現 
2）岡村産業
出力抑制機能搭載の遠隔監視システム  
特高発電所に対応 
3）大日本印刷
PV電子看板発売

世界市況データ（ポリシリコン、ウエハ、セル、モジュールスポット価格）/ポリシリコン生産能力ランキング/世界太陽光関連企業決算データ