新常識 ❶FIP転蓄電池併設

九州で案件が急浮上 過熱するアグリゲーション提案

FITで運用していた太陽光発電所をFIPに移行して蓄電設備を併設する〝FIP転蓄電池併設〟。九州で案件が急浮上しており、新常識の一つと言えそうだ。

新常識 ❷ケーブル盗難対策

収益最大化へ 欠かせない複合対策

北関東を中心に全国で相次ぐ太陽光発電所のケーブル盗難被害。保険が適用されなくなり、対策が欠かせない。盗難対策も再エネ新常識の一つと言えそうだ。

新常識 ❸軽量パネル

市民権を得られるか 重さ別に使い分けを

軽量パネルは、耐荷重に問題のある建物や壁面への設置可能性を拡げる製品だ。ペロブスカイト太陽電池の対抗軸になり得る点においても注目度は高まりそうだ。

新常識 ❹ペロブスカイト太陽電池

間もなく国内で実用化 軽量なフィルム型から

次世代太陽電池の呼び声高いペロブスカイト太陽電池。各地で実証試験が本格化し、日本でも再エネ企業が実際に設置する瞬間が間もなく訪れそうだ。

新常識 ❺太陽光×AI

拡がる用途と役割 AI技術で効率化          

AI技術が太陽光関連で広く活用されている。〝太陽光×AI〟は、予測や異常検出の精度向上や時間短縮のほか、施工品質の向上にも繋げられそうだ。

新常識 ❻垂直架台

用途拡大の可能性 課題は原価低減と安全担保

太陽光パネルを垂直に設置する垂直架台は、積雪地域に向くほか、営農用太陽光発電でも利用され始めており、新常識の一つと言えそうだ。

マッキンエナジージャパン、営農用太陽光で垂直架台設置

営農用太陽光発電所のEPC（設計・調達・建設）を手掛けるマッキンエナジージャパン（大阪市、竹内正明社長）は2024年4月、スイチョクソーラー製の垂直架台を採用し、石川県白山市内の水田に営農用太陽光発電所を完工した。

地方見聞録【九州】

再エネ抑制に解決の糸口か FIP転蓄電池の新商機

再エネの出力抑制が頻発する九州で、課題解決の糸口が見えてきた。すなわち、FIP転蓄電池併設モデルだ。アグリゲータが提案を強めるなか、九州の再エネ企業は新たな商機を見出せるのか。（本誌・川副暁優）

環境省、先行地域の脱炭素進捗を公表

環境省管轄の脱炭素先行地域評価委員会は2024年8月、脱炭素先行地域の進捗状況を公表した。課題が山積するなか、計画を修正して脱炭素化を進めている地域もあった。（本誌・土屋賢太）

茨城県鉾田市、条例で営農用太陽光にも制限

茨城県鉾田市はこのほど、条例で太陽光発電所の開発を抑制した。農地も抑制区域と定め、事実上、営農用太陽光発電の開発も制限した。（本誌・土屋賢太）

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ハンファジャパン 住宅用パネル新発売

バックコンタクトのp型単結晶品

韓・ハンファの日本法人は2024年8月22日、新しい住宅用太陽光パネルを発売すると発表した。日本の様々な屋根への設置を考慮して寸法の異なる2種類の新製品を用意し、11月から出荷する予定だ。

［有機系太陽電池］

阪大ら、農業ハウス向け有機薄膜太陽電池開発

大阪大学らはこのほど、緑色光で発電する農業ハウス向けの有機薄膜太陽電池を開発した。実用化に向け、実証試験を進めている。

上里建設 太陽光発電所保有100MW突破

三ッ星、太陽光関連で中国企業と業務提携

JIA、AI企業とケーブル盗難対策で提携

防犯システム外販へ

FIP入札 24年度第2回は低調

22件33MWが落札

オリビアス 営農用太陽光でオリーブ栽培開始

コクヨ、廃棄パネル材を事務什器で再利用

グリッド、系統用蓄電事業に参入

佐々木、4.2MWの営農太陽光事業を再建

［第63回］

検証！

第1回長期脱炭素電源オークション④

金融が貸し渋る理由 中編

前回に続き、アンプレナジーの村谷社長が系統用蓄電事業に対して金融機関が貸し渋る理由について解説する。

リープトンエナジー

n型単結晶パネル発売 

長方形セルを初採用

アップソーラージャパン

リパワリング用パネル2種発売

カナメ

ハゼ式折板屋根用パネル取付金具発売 

積雪270cmに対応

世界市況データ（ポリシリコン、ウエハ、セル、モジュールスポット価格）/日本卸電力取引所におけるスポット市場の平均取引価格推移/需給調整市場の落札結果（2024年8月1日～31日、速報値）/世界太陽光関連企業 決算データ

「日常の業務に面白みを見出して主体的に取り組む」

レノバ GX本部事業開発部 木原 一樹シニアマネージャー

再エネ関連企業で有望な人材を紹介する本コーナー。今回は再エネ系IPP大手、レノバの木原シニアマネージャーの仕事観に迫った。