カネカ、壁面型太陽電池が港区の建設現場で採用

2018.04.19

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 薄膜太陽電池メーカーのカネカ(東京都港区、角倉護社長)は4月19日、壁面型太陽電池が東京都港区の建設現場で採用されたと発表した。すでに設置は完了しており、発電した電気は現場で使用される。
 今回設置された太陽電池はシースルー太陽電池170Wと、低反射カラー太陽電池190W。シースルー太陽電池は半透明のガラス窓の様な意匠を備えており、低反射カラー太陽電池は太陽光の反射を抑えて都市部での光反射問題に対応する製品となっている。両製品とも、ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)向けに開発された製品である。
 同製品は、大成建設の気象庁虎ノ門庁舎(仮称)・港区立教育センター新築工事作業所の仮囲いの壁面に設置された。太陽電池で発電した電気は、併設される蓄電池に溜め、必要に応じて使用する。太陽電池と蓄電池は建設現場が終了するまで設置される予定だ。

2021.02.01

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