環境省、環境配慮ガイドライン策定へ 低圧太陽光オーナーも対象

2020.02.01

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 環境省が出力10kW以上の太陽光発電所の所有者に対し、環境配慮ガイドラインを作成する。2020年4月からの実用を計画。環境に配慮した太陽光発電所の運営を促す。(本誌・岡田浩一)

 環境省は、環境影響評価法や条例の対象とならない出力10kW以上の地上設置型太陽光発電所をガイドラインの対象とする。発電事業者への検討項目を、土地の安定性や濁水、騒音、景観、生態系への影響など8つ設けた。
 ガイドラインゆえ法的拘束力や罰則はないが、環境省大臣官房環境影響評価課の森田紗世課長補佐は、「事業者は、ガイドラインに基づき環境配慮に取り組み、住民や自治体に説明することで、地域に受け入れられやすい太陽光発電事業とすることができる。また、自治体が事業者に対して助言する際の参考としても活用いただける」と期待を込める。
 発電事業者はチェックシートに沿って検討項目を確認できる。チェックシート内にはフローチャートが記載してあり、事業者はどの項目を検討すべきか一目で分かる。チェックシートは、出力50kW未満の低圧太陽光発電所用と50kW以上高圧・特別高圧太陽光発電所用に分かれている。
 出力30MW以上の大規模な太陽光発電所の開発は今年4月以降、環境影響評価法の対象となる。それ以下の設備容量の太陽光発電所も自治体が制定する環境影響評価条例の対象となる場合もあるが、多くは建設用地が50ha以上の太陽光発電所が対象だ。
 小規模な太陽光発電所には環境影響評価の基準がなく、太陽光発電所の建設が周辺環境に悪影響を及ぼす事例が増えていた。
 環境省はガイドラインで是正したい考えだ。環境省は19年12月にガイドライン案を発表し、12月24日から1月23日まで意見を募集した。加筆・修正して3月末までに完成させ、4月以降の実施を目指す。

2021.02.01

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21年度のFIT入札、年4回開催へ

 2021年度のFITにおける入札制の詳細が固まった。上限単価を事前に公表し、年4回実施する。(本誌・楓崇志)

 2021年1月12日、第66回調達価格等算定委員会が開か続きを読む

2021.02.01

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JEPX価格20倍超急騰に悲鳴続々新電力月数十億円の逆ザヤ

 日本卸電力取引所のスポット価格が急騰した。平時の実に20倍以上に跳ね上がり、新電力各社が悲鳴を上げている・1ヵ月で数十億円の逆ザヤが発生したところもあるようだ。(本誌・岡田浩一)
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2021.01.04

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21年度のFIT議論開始 2年分の売価決定へ

 2020年11月27日に開かれた調達価格等算定委員会で21年度の太陽光発電のFIT売電単価の議論が行われた。22年4月1日の改正法施行を控え、21年度は現行法最後の年だ。入札対象外の事業用太陽光と住続きを読む

2020.12.01

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20年度上期FIT入札 254件368MWが落札

 低炭素投資促進機構は2020年11月6日、20年度上期のFIT入札の結果を公表した。254件、368MWが落札した。最低落札単価はkWhあたり10.00円で、加重平均落札単価は同11.48円だった。続きを読む

2020.11.01

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市議会で6度見送りも 美作市長パネル税に意欲

 岡山県美作市が導入を検討している太陽光パネル税。市議会では6度に亘って見送りとなったが、萩原市長は導入に意欲的だ。一方で事業者からは根拠を求める声が上がる。(本誌・岡田浩一)

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2020.09.01

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再エネ促進法の議論開始 未稼働特高案件に配慮

 2022年4月の施行に向けFIPを含む新法の設計が始まった。認定失効制における未稼働案件の取扱いを議論し、法施行までに工事計画届出が受理されれば、特高案件の認定は失効しない見通しを示した。(本誌・楓続きを読む

2020.08.01

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九州豪雨で太陽光発電所が損壊

 2020年7月上旬に発生した豪雨が九州を中心に全国で猛威を振るい、太陽光発電所も被害を受けた。(本誌・平沢元嗣)

 2020年7月18日、熊本県人吉市を訪れると、痛まし続きを読む

2020.08.01

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2020.07.01

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FIT法改正案成立 2022年4月施行へ

 FIT法の改正を盛り込んだ『エネルギー供給強靭化法』が2020年6月5日に成立した。施行期日の22年4月1日に向け、詳細な制度設計が本格化する。(本誌・楓崇志)

 今国続きを読む

2020.05.01

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新型コロナ対策 中小支援に80兆円

〝コロナショック〟で経営が悪化した中小企業を政府が支援する。事業規模80兆円の経済対策を講じる方針だ。補助金の拠出や融資制度の創設、税金の減免措置を予定している。(本誌・平沢元嗣)
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