経産省、太陽光の保安規制見直しへ

2020.04.01

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 経産省は太陽光発電の保安規制にメスを入れる。低圧設備に報告徴収と事故報告を義務づけるほか、太陽光発電設備の技術基準を新たに整備する。(本誌・平沢元嗣)

 太陽光発電設備の倒壊や飛散事故が相次ぐなか、経済産業省は規制強化に乗り出す。まず出力50kW未満の低圧太陽光発電設備を報告徴収や事故報告の対象に加える方針だ。低圧案件の損壊事故が頻発している事態を問題視している。
 2月5日に開催した新エネルギー発電設備事故対応・構造強度ワーキンググループで、電気火災や他物件への損傷、主要電気工作物の破損、死傷事故に関して報告を求める案を示した。これらが発生した場合、発電事業者に対し、事故確認後24時間以内に速報を、30日以内に詳報を求める。速報には電話での口頭連絡も認める。詳報については、低圧の場合、電気主任技術者がいないため、簡素に事故報告ができるようにするための方法を検討中だ。
 10kW未満の住宅用太陽光発電設備は報告徴収と事故報告の対象外にする考えだが、10kW以上の太陽光パネルを搭載した住宅も対象外にするかどうかは未定だ。
 一方で、経産省は太陽光発電設備に特化した新たな技術基準を整備する。太陽光パネルやPCS(パワーコンディショナ)に関する第三者認証に加え、基礎や架台の設計確認など、設計・施工段階における技術基準への適合性を確認する仕組みの構築を図る。水上用太陽光発電設備には、昨夏の山倉ダムのメガソーラー火災事故を受け、専用の技術基準を設ける方針だ。
 いずれの基準も、具体的な内容は、2020年度から本格的な検討を始める。
 ともあれ、技術基準があまりに堅牢な設備を求めることになれば、建設費が嵩み、太陽光発電の普及を妨げてしまう。慎重な議論が求められている。

2021.02.01

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21年度のFIT入札、年4回開催へ

 2021年度のFITにおける入札制の詳細が固まった。上限単価を事前に公表し、年4回実施する。(本誌・楓崇志)

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2021.02.01

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JEPX価格20倍超急騰に悲鳴続々新電力月数十億円の逆ザヤ

 日本卸電力取引所のスポット価格が急騰した。平時の実に20倍以上に跳ね上がり、新電力各社が悲鳴を上げている・1ヵ月で数十億円の逆ザヤが発生したところもあるようだ。(本誌・岡田浩一)
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2021.01.04

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 2020年11月27日に開かれた調達価格等算定委員会で21年度の太陽光発電のFIT売電単価の議論が行われた。22年4月1日の改正法施行を控え、21年度は現行法最後の年だ。入札対象外の事業用太陽光と住続きを読む

2020.12.01

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20年度上期FIT入札 254件368MWが落札

 低炭素投資促進機構は2020年11月6日、20年度上期のFIT入札の結果を公表した。254件、368MWが落札した。最低落札単価はkWhあたり10.00円で、加重平均落札単価は同11.48円だった。続きを読む

2020.11.01

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 岡山県美作市が導入を検討している太陽光パネル税。市議会では6度に亘って見送りとなったが、萩原市長は導入に意欲的だ。一方で事業者からは根拠を求める声が上がる。(本誌・岡田浩一)

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2020.09.01

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再エネ促進法の議論開始 未稼働特高案件に配慮

 2022年4月の施行に向けFIPを含む新法の設計が始まった。認定失効制における未稼働案件の取扱いを議論し、法施行までに工事計画届出が受理されれば、特高案件の認定は失効しない見通しを示した。(本誌・楓続きを読む

2020.08.01

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九州豪雨で太陽光発電所が損壊

 2020年7月上旬に発生した豪雨が九州を中心に全国で猛威を振るい、太陽光発電所も被害を受けた。(本誌・平沢元嗣)

 2020年7月18日、熊本県人吉市を訪れると、痛まし続きを読む

2020.08.01

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2020.07.01

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 今国続きを読む

2020.05.01

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新型コロナ対策 中小支援に80兆円

〝コロナショック〟で経営が悪化した中小企業を政府が支援する。事業規模80兆円の経済対策を講じる方針だ。補助金の拠出や融資制度の創設、税金の減免措置を予定している。(本誌・平沢元嗣)
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