【PR企画】
脱炭素新時代の再エネ新機軸
進化を止めない!
拡がる用途開発ビジネス
脱炭素化を実現するには、再エネのさらなる導入拡大が欠かせないが、適地は減少し、設置の難度が上昇している。そこで注目されているのが土地・空間の複合利用である。農地を活用する営農用太陽光発電もその一つだが、駐車場を利用する太陽光パネル搭載カーポートの導入も有効な手法だ。
日東工業グループのEMソリューションズは、自前で土木、建築、電気の各工事を手掛けられる強みを活かした事業を展開しているが、ここに来て太陽光カーポートの施工に力を入れている。堅牢なカケフ住建製の太陽光カーポートを採用し、すでに施工実績は1.2MWに達した。25年には2MWまで伸ばす構えである。
また、再エネの本格普及期には、変動を吸収できる蓄電設備の導入を伸ばさなければならない。すでに国内外から様々なメーカーが参入したが、なかでも注目の1社が伊藤忠商事だ。同社は住宅用から産業用、系統用蓄電設備まで多彩な製品群を揃え、豊富な供給実績を持つ。特に『ブルーストレージ』という独自ブランドで展開する産業用・系統用蓄電設備では、グループ会社と連携し、提案から導入に至るまで一括支援が可能な体制も構築済みだ。
グループ会社と連携した蓄電事業と言えば、RE100電力と日本エネルギー総合システムの事業モデルも新機軸であろう。再エネ100%の電力販売を目指すRE100電力は早くから国のアグリゲーション実証事業に参画して技術や知見を磨きつつ、JEPX(日本卸電力取引所)の価格予測の的中率を95%以上まで高めている。一方の日本エネルギー総合システムは、案件開発に力を注ぎ、太陽光発電所もさることながら、系統用蓄電所の用地開発や系統連系の申請を進め、すでに系統連系が確実な案件が100ヵ所を超えたという。そこで両社は、企業や投資家に蓄電所を売却しつつ、アグリゲーションを受託する事業を展開、実績を着々と伸ばしている。
脱炭素新時代に入っても、製品やサービスの進化は止まりそうもない。今後も期待できそうだ。