タマホーム（東京都港区、玉木康裕社長）は4月29日、主力商品の木造戸建て住宅で年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにするZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）の新商品を販売した。同社は2020年度までに年間販売棟数の50％以上をZEHにすることを目標にしている。
　高効率エアコン、高効率エコキュート、全室ＬＥＤ照明を標準搭載し、一般的な35坪程度の住宅の場合、4.0～5.0kWの太陽光発電システム搭載でエネルギー収支をゼロにする。太陽光パネルと蓄電池を組み合わせた「リース＆レンタルサービス」との組み合わせも可能にした。
　同住宅は、平成28年度ZEH補助金要件に対応している。販売価格は、東京23区内、施工面積36坪、太陽光発電4.5kW搭載の場合、税抜きで1660万円。商品名は『大安心の家ZERO』。