東京都環境公社は、10月26日に太陽電池を搭載した椅子型の充電スタンドを都内のコーヒーショップ3店舗に設置すると発表した。再生可能エネルギーを推進する「シティーチャージ普及促進事業」の一環で、シャープ、矢木コーポレーション、旭硝子の３社を設置事業者に選定した。10月下旬からスターバックス上野恩賜公園店、二子玉川公園店、町田金森店の3店舗に順次設置する。
　充電スタンドはAとBの2タイプあり、タイプAは、上面に太陽電池を搭載していてブロックの組合せで形状を自由に変えられる。タイプBは、背もたれの裏側に化合物の太陽電池を、座面の下に蓄電池を搭載している。両タイプ共にUSBの給電ポートがありスマートフォンなどを充電できる。
　同法人は、昨年10月には東京タワーなど都内3カ所にシティーチャージを導入しており、今後もシティーチャージの普及を図るとしている。