オリックスなどが出資するONEエネルギー（東京都港区、錦織雄一社長）は12月1日、太陽光パネルと蓄電池の賃貸借サービスを、既築向けにも展開することを発表した。これまでは新築戸建て住宅に提供していた。対象となるユーザーの範囲を広げ、2年間で1万棟の導入を目指す。
　同サービスは、2015年1月に開始した。タマホーム（東京都港区、玉木康裕社長）から新築住宅を購入した顧客に対して、太陽光パネルをリース、蓄電池をレンタルで提供するもの。顧客は太陽光発電と蓄電池導入にかかる初期投資費用を抑えられることに加え、電気代のコスト削減が見込めるという。
　ONEエネルギーは今後、提携するハウスメーカーを拡大し、戸建て向けの省エネルギー事業を強化していく構えだ。