日本エコシステム（東京都港区、重見俊夫社長）は4月9日、楽天（東京都品川区、三木谷浩史会長兼社長）が運営する太陽光発電システム販売サービス「楽天ソーラー」にて、京セラ製リチウムイオン蓄電システムと同社製太陽光発電システムのセット販売及び施工を2013年4月4日より開始したと発表した。
　同社によると、リチウムイオン蓄電システムは停電時の備えとしても自動的に電力供給を開始し、必要な電力を継続して供給することができる。さらに電気料金の安い深夜電力をため、昼の時間帯に利用することで、家庭の電気料金を抑えることもできるという。屋根面積の狭さや形状によってこれまで太陽光発電システムを設置できなかったユーザーへの新たなソリューションとして、太陽光発電システムと組み合わせることにより、昼間の売電量を増加させることも可能としている。
　同社は今回の販売開始に合わせ、「日本エコシステムと楽天は、今後も一般家庭での太陽光発電システムや蓄電システムの普及を進めるため、楽天ソーラーを通じて、新たなソリューションやサービスを提供していきます」とコメントしている。