日本エコシステム（東京都港区、中村雅人社長）は7月23日、電気自動車「日産リーフ」を家庭用電源・電力として利用できるシステムであるニチコン製「EVパワーステーション」の販売・施工を開始すると発表した。
　ニチコンが開発した「EVパワーステーション」は、設置することにより、電気自動車「日産リーフ」の大容量バッテリーに蓄電した電力を家庭用電源として利用できるシステム。夜間に電気自動車に貯めた電力を昼間に給電することで、電力消費のピークの緩和（ピークシフト）に貢献するとともに、電気代が節約できる。また、太陽光発電を設置している家庭の場合、昼間に電気自動車の電力を活用することで、太陽光発電で発電した電力をより多く売電することができるなど、有効活用することも可能。万が一、停電が発生しても、電気自動車のバッテリーから電力を供給することもできる。
　なお、同製品は、楽天（東京都品川区、三木谷浩史会長兼社長）が運営する太陽光発電システム販売サービス「楽天ソーラー」でも販売している。