ミサワホーム、太陽光10kW以上搭載した住宅販売

2013.08.21

PVeye

 ミサワホーム(竹中宣雄社長)は8月21日、太陽電池容量10kW以上の太陽光発電システムを搭載した「Solar Max(ソーラーマックス)」シリーズを木質系戸建住宅、木質系賃貸住宅、鉄骨系戸建住宅で展開し、沖縄県を除く全国で発売すると発表した。
 これまで戸建住宅の太陽光発電システムの搭載については、屋根面積の制約などもあり、余った電力のみを売電できる10年間の余剰買取り方式が適用される太陽電池容量10kW未満が主流だった。しかし、昨年7月の再生可能エネルギーの固定価格買取り制度の開始以降、20年間の全量買取り方式が適用される10kW以上を搭載し、発電した電力を全量売電し、大きな売電収入を得たいというニーズが徐々に高まっているという。
 そこで同社は、ニーズに対応すべく、「Solar Max」シリーズを発売する。同シリーズは、2階建て延床面積30坪台から10kW以上の太陽光発電システムを搭載できる自由設計の住宅である。今回、高変換効率の東芝製太陽電池モジュールを新規採用、10kWの搭載に必要な屋根面積を約2割小さくした。屋根材を兼ねた屋根建材型の太陽電池モジュールを採用しているため、屋根材の上に太陽電池モジュールを搭載する据置き型に比べ、重量も軽く屋根への負担も軽減、外観上も美しいデザインを実現している。
 また、発電量に影響がある各種条件について事前に把握するため、同社は建築地の日照条件や北側斜線などの法規制を調べる敷地調査のほか、発電シミュレーションを実施する。
 10kWを搭載したモデルプランでのシミュレーションでは、全量買取り方式の場合、月額約3万円、20年間で約750万円の売電収入を得ることが可能。住宅ローンの負担軽減などにも寄与するという。
 なお、「Solar Max」シリーズは、木質系戸建住宅「GENIUS Solar Max」、木質系賃貸住宅「Belle Lead Solar Max」、鉄骨系戸建住宅「HYBRID Solar Max」の3 商品で展開。同社は、「今後も商品の充実や提案の強化によって再生可能エネルギーの普及を促進し、太陽光発電システムの搭載率60%を目指します」としている。

2022.02.07

PVeye

マテック、可搬型蓄電設備発売  蓄電容量403Wh

 電子機器製造のマテック(京都市、松本弘暉社長)は2022年1月31日、米・アマゾンの電子商取引サイトで可搬型の蓄電設備を発売した。従来品より価格を抑え、民生用の非常用電源として販売する。
続きを読む

2022.01.20

PVeye

グラスフィアジャパン、太陽光付き屋外カメラ発売

 警備大手セントラル警備保障の子会社で通信機器を製造するグラスフィアジャパン(東京都中央区、磯部順一社長)は2022年1月20日、太陽光パネル一体型の屋外カメラを発売した。給電経路が要らず、電力を供給続きを読む

2021.02.01

PVeye

21年度のFIT入札、年4回開催へ

 2021年度のFITにおける入札制の詳細が固まった。上限単価を事前に公表し、年4回実施する。(本誌・楓崇志)

 2021年1月12日、第66回調達価格等算定委員会が開か続きを読む

2021.02.01

PVeye

JEPX価格20倍超急騰に悲鳴続々新電力月数十億円の逆ザヤ

 日本卸電力取引所のスポット価格が急騰した。平時の実に20倍以上に跳ね上がり、新電力各社が悲鳴を上げている・1ヵ月で数十億円の逆ザヤが発生したところもあるようだ。(本誌・岡田浩一)
続きを読む

2021.01.04

PVeye

21年度のFIT議論開始 2年分の売価決定へ

 2020年11月27日に開かれた調達価格等算定委員会で21年度の太陽光発電のFIT売電単価の議論が行われた。22年4月1日の改正法施行を控え、21年度は現行法最後の年だ。入札対象外の事業用太陽光と住続きを読む

2021.01.04

PVeyePR

20年度3万台濃厚! 田淵電機の蓄電設備がヒットした理由

 ダイヤモンドエレクトリックHD傘下の田淵電機がハイブリッド型蓄電設備の販売を急速に伸ばしている。なぜヒットしたのか。

 田淵電機が2020年1月に発売したハイブリッド型続きを読む

2020.12.01

PVeye

20年度上期FIT入札 254件368MWが落札

 低炭素投資促進機構は2020年11月6日、20年度上期のFIT入札の結果を公表した。254件、368MWが落札した。最低落札単価はkWhあたり10.00円で、加重平均落札単価は同11.48円だった。続きを読む

2020.11.01

PVeye

市議会で6度見送りも 美作市長パネル税に意欲

 岡山県美作市が導入を検討している太陽光パネル税。市議会では6度に亘って見送りとなったが、萩原市長は導入に意欲的だ。一方で事業者からは根拠を求める声が上がる。(本誌・岡田浩一)

続きを読む

2020.11.01

PVeyePR

タオケイが蓄電設備販売に本腰

遠隔監視装置メーカーの中・タオケイが日本で産業用蓄電設備の販売を本格化する。このほど夜間も売電できる蓄電池併設の太陽光発電所に初出荷した。自家消費用の需要も掘り起こす狙いだ。

続きを読む

2020.10.01

PVeyePR

出力600W超! トリナ・ソーラーがVertexシリーズ〝第二世代〟を堂々発表

 トリナ・ソーラーが2020年7月に、出力550Wと600W超の新型太陽光パネルを発表。8月には660Wの超高出力パネルも発表した。

 トリナ・ソーラーが新製品を市場に投続きを読む