楽天（東京都品川区、三木谷浩史会長兼社長）は9月26日、楽天の運営する太陽光発電システム販売サイト「楽天ソーラー」にて、中国・インリー・グリーンエナジー製住宅用太陽光発電システムの販売を10月から開始すると発表した。
　楽天ソーラーは、2012年7月に低価格の太陽光発電システムをより多くの家庭に提供すべくサービスを開始。これまで住宅用には、主に国内メーカーの商品を提供してきたが、手頃な価格でさらに多くの日本の家庭が太陽光発電システムを導入できるほか、再生可能エネルギーのさらなる普及促進のため、海外メーカー製品の取り扱いに至ったとしている。
　今回、楽天ソーラーで取り扱いを開始する太陽光発電システム「インリーソーラー」の製造元であるインリー･グリーンエナジー社は、太陽電池製造の業界最大手。同社の日本法人であるインリー・グリーンエナジージャパン（東京都港区、水田昌紀社長）は、信頼性保障体制に関する規格JISQ8901の認証を2012年8月に日本で初めて受けている。販売開始は10月下旬、価格は現在の楽天ソーラー取扱製品よりも低く設定する予定。 楽天ソーラーは、「電気料金の値上げなどにより今後さらに増えると見込まれる太陽光発電の多様なニーズに応えるべく、引き続き取扱商品の拡充を進めてまいります」としている。