ミサワホーム、3拠点に太陽光発電設備を新設
2014.05.13
PVeye
ミサワホーム(東京都新宿区、竹中宣雄社長)は5月13日、新たに岡山工場、名古屋工場、梓川工場の3拠点に太陽光発電設備を設置すると発表した。
同社は、これまでに関東物流センター(千葉県野田市、設置容量998kW)、ミサワホーム静岡本社(静岡県静岡市、同49kW)、福岡工場(福岡県鞍手郡、同1,999kW)、沼田工場(群馬県沼田市、同545kW)の4拠点合計3,591kWの太陽光発電設備を設置し、稼働させている。今回は、これら4拠点に続き、岡山工場(岡山県備前市、同2,448kW)、名古屋工場(愛知県江南市、同407kW)、梓川工場(長野県松本市、同252kW)の3拠点に新設するほか、すでに約2MWを設置している福岡工場にも490kWを増設する。この増設分を合わせた今回の設備投資額は約9億円、設置容量は約3.6MWとなる。設計・施工及び運営は、グループ会社のテクノエフアンドシー(東京都新宿区、伯川八月生社長)が担当する。
今回の拡充により、ミサワホームグループで運営する太陽光発電設備は全7 拠点、総設置容量は約7.2MWとなる予定。再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用した全量売電による売電収入は、全7拠点で年間約2億7,500万円を見込む。
なお、同社は、昨年11月に住宅メーカーとして初めて「新電力(特定規模電気事業者)」の届出を完了し、今年度からは関東物流センターで発電した電力を買い取り、これを一部のグループ会社へ供給している。
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