いずみ市民生協、エナリスと特定契約 太陽光電力を1年売電
2014.05.16
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大阪いずみ市生活協同組合(大阪府堺市、以下いずみ市民生協)は5月16日、保有する2か所の太陽光発電所(2.3MW)で生み出した再生可能エネルギーについて、エナリス(東京都千代田区、池田元英社長)と特定契約を締結したと発表した。2014年6月1日より、協業を開始、いずみ市民生協はエナリスに売電し、エナリスは買い取った電気を、いずみ市民生協の各施設に供給する。
エナリスはいずみ市民生協の再生可能エネルギー発電所から、国が決定した買取り価格にプレミアムをつけて再生可能エネルギーを買い取る。エナリスは、このエネルギーに一昨年認可された電力の部分供給制度を活用し、電力会社の電力をミックスしたうえで、いずみ市民生協の各施設(40事業所中26事業所、需要50kW未満は制度対象外)に供給していく。
エナリスとの協業は1年間。電力の需給データは、いずみ市民生協が参入を検討しているPPS(新電力)事業において、需給マネジメントや事業収支マネジメントに活用することに繋がるとしている。時間帯別デマンド値の把握や太陽光の予測可能性の検証、年間損益の正確な収支、月別の収支データなどを蓄積していく。
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