太陽光発電のEPC（設計・調達・建設）世界大手の独・コナジーが日本で太陽光発電事業を推進している。日本法人のコナジージャパン（東京都千代田区、大高秀幸社長）は7月30日、鹿児島県湧水町で820㎾の太陽光発電プロジェクトを受注したと発表した。同社にとって、今年3月に続く国内2件目のプロジェクトとなる。
　同発電所では、モジュール・架台共にコナジー製を使用する。モジュールは出力255Wを3216枚使用し、年間の予想発電量は96万3000kWhになるとしている。2014年7月に着工、同年9月の竣工を目指している。
　コナジージャパンの大高社長は、「今回、鹿児島県湧水町における太陽光発電プロジェクトを受注したことをうれしく思います。国内2例目となる太陽光発電プロジェクトの受注は、私たちがこれまで世界各国で培った経験と実績が日本市場においても受け入れられた結果と考えています」と述べ、今後も日本市場においてEPC事業を強める意向を明らかにした。