日新電機、PCS全機種に出力制御機能搭載へ
2015.02.12
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日新電機(京都市右京区、小畑英明社長)は2月12日、太陽光発電用PCS(パワーコンディショナ)全機種に遠隔出力制御機能を搭載すると発表した。4月1日より対応する予定だ。
2012年7月にFIT(再生可能エネルギーの全量買取り制度)の開始により、太陽光発電の設備認定量の急拡大。電力会社への申込み分すべてが電力系統へ接続されると、電力需要の少ない春や秋の晴天時に消費電力を上回り、電力の需給バランスが崩れ、安定供給が困難となる事態も起こり得る懸念が生じている。そこで、需給バランスを保ちつつ、再生可能エネルギーを最大限導入する方策として、新たな出力制御ルールが1月26日より施行。PCSには新たな機能として、遠隔地からの制御指令をPCSが受け取り、時間単位でのきめ細かな出力制御を行うことができる出力制御機能が求められている。同社はいち早く対応し、4月1日よりPCS全機種に遠隔出力制御機能を搭載していく。
また、同じく4月1日より、660kW屋外型PCSの販売も開始する。直流入力1000V対応品である。
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