NTTファシリティーズ（東京都港区、筒井清志社長）は4月10日、広島県と滋賀県の2ヶ所で太陽光発電所を竣工したと発表した。同社が保有する太陽光発電所は合計52ヶ所となり、出力は120ＭＷに達した。
　今回竣工した発電所は、「F東広島太陽光発電所」（広島県東広島市西条町）と「F甲賀太陽光発電所」（滋賀県甲賀市甲賀町）の2ヶ所。いずれも3月中に稼働した。「F東広島太陽光発電所」は出力約1.2MW、1万8620㎡の土地に、インリー・グリーンエナジー製のパネル4078枚を使用。「F甲賀太陽光発電所」は出力約1.7MW。約2万1000㎡の用地にサンテックパワー製のパネルを5920枚使用している。
　ともに日立製作所製のパワコンを設置。想定年間発電量は合わせて一般家庭消費電力約900世帯分に相当する3235MWhを見込んでいる。