ハンファグループ日本法人、北海道で2MW発電所稼働 IPP合計31.7MWに

2015.04.21

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 韓・ハンファグループの日本法人、ハンファQセルズジャパン(東京都港区、キム・ジョンソ社長)は4月21日、自社IPP(独立系発電)事業として北海道釧路市に建設していた約2MWの太陽光発電所が運転を開始したと発表した。
 今回、運転開始した「ハンファソーラーパワー釧路愛国発電所」は北海道釧路市愛国に建設された太陽電池モジュール出力約2MWの太陽光発電所。年間発電量は一般家庭約690世帯の電気使用量に相当する約250万kWhを見込む。南北2つの発電所で構成されており、北発電所は2014年12月24日に、南発電所は2015年3月2日に稼働した。モジュールは、ハンファQセルズ製多結晶シリコン型255Wタイプ、合計7,860枚を採用している。発電所が釧路湿原の南に位置していることから、地盤の性質上、架台の基礎工法に工夫が必要だったため、地下4mの支持層まで杭の打設を行ったという。
 同社は、日本において、ハンファQセルズ製モジュールを中心に、太陽光発電関連機器の販売を手掛ける傍ら、IPP事業にも積極的に取り組んでいる。今回の太陽光発電所が稼働したことで、2015年4月現在までに6ヶ所、計31.7MWの太陽光発電所が運転開始したことになる。

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