日立産機、キュービクル一体型PCS新製品発売 250kWと500kW、遠隔出力制御にも対応へ
2015.05.25
PVeye
日立産機システム(東京都千代田区、青木優和社長)は5月25日、太陽光発電所向けのキュービクル一体型PCS(パワーコンディショナ)の新製品として、250kWタイプと500kWタイプを発売すると発表した。
同社が製販するキュービクル一体型PCS「BUY電ゲートウェイ」は、PCSや昇圧アモルファス変圧器などをパッケージ化したもので、2012年4月より市場投入している。これまで同社は、100kWPCSを用いた100kW、200kW、300kWタイプを販売していたが、このほど250kWPCSを新たに開発、250kW及び500kWタイプをラインナップに追加した。
同製品は、生産から保守・メンテナンスまでワンストップで提供できるほか、パッケージ製品のため、施工が簡単で工期の短縮化が図れるなどの特徴を持つ。自社製造しているアモルファス変圧器についても、太陽光専用設計を施しており、夜間の待機損失や励磁突入電流を低減しているという。直流入力電圧750Vにも対応し、オプションで直流集電機能を内蔵することも可能だ。
また、別途、遠隔制御ユニットを用意すれば、遠隔出力制御にも対応。塩害地に設置できる耐塩仕様品も揃えている。
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