東北電、7月設立の再エネ専門会社に風力と太陽光も統合へ

2015.05.28

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 東北電力(仙台市青葉区、海輪誠社長)は5月28日、今年7月に設立を予定している再生可能エネルギー発電事業を手掛ける新会社に、風力発電事業や太陽光発電事業を実施するグループ会社を追加統合すると発表した。新会社は、再エネ専門会社として、水力、地熱、風力、太陽光といった再エネ発電所の調査から運転・保守までを一貫して担っていく。
 同社は昨年5月27日、グループ内で水力発電事業を行う東星興業と、水力及び地熱発電事業を手掛ける東北水力地熱を合併し、新会社として「東北自然エネルギー」を2015年7月に設立すると公表。今回、新たに風力発電事業を行う東北自然エネルギー開発と、太陽光発電事業を行う東北ソーラーパワーの追加統合を決定、再エネ専門会社としてさらなる体制強化を目指す。
 新会社は、再エネ発電所の調査から、開発、建設、運転・保守までを一貫して担い、多様な発電事業のノウハウを活かした事業展開を図っていくという。保有する再エネ発電所は、水力、地熱、風力、太陽光を合わせて合計26ヶ所、出力にして約15万kWとなる。

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