TMEIC、99kW超のPCSの売上世界トップ 米調査会社調べ
2015.06.04
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パワーコンディショナ(PCS)製造大手の東芝三菱電機産業システム(TMEIC、東京都中央区、町田精孝社長)は6月4日、米国の民間調査会社「IHSテクノロジー」(コロラド州)による調査で、2014年度における99kW超のパワーコンディショナの売上が世界一になったと発表した。
IHSテクノロジーが2015年4月、「PV インバータマーケットトラッカー」で発表した。調査は、マイクロインバータ、単相、三相99kW以下、三相99kW超の4部門でそれぞれ売上やW単価、平均出力などを比較する。TMEICは三相99kW超部門で、売上世界1位になった。
同社は2014年度に2536MW分のPCSを出荷した。同社は14年度から、日本のほかに、インドと中国に製造拠点を構え、15年度からは米国での生産を開始する。好調なマーケットに工場を構え、海外展開を強めている。
IHSテクノロジーは1959年に設立した米国の調査会社で、31以上の国に、8000人を超す従業員がいる。パソコンやスマートフォン、家電製品や車の部品など、多岐にわたる製品を調査の対象にしている。
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