ソフトバンク、インドの太陽光発電市場に進出へ 合弁会社を設立
2015.06.22
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ソフトバンク(東京都港区、孫正義社長)がインドの太陽光発電市場に進出する。6月22日、インドの企業らと合弁会社を設立すると発表。インドで20GWに及ぶ太陽光発電所の開発を目指す。
同社は、インドの複合企業体バーティ・エンタープライゼズ・リミティッド社と台湾のEMS(電子機器受託製造)大手フォックスコン・テクノロジーグループの2社と、合弁会社『SBGクリーンテック』を設立する。新会社は、インドで太陽光発電所や風力発電所の開発に投資していく。
ソフトバンクは「圧倒的な人口の多さと豊富な日射量、増大するエネルギー需要と電源不足などを考慮すると、インドでの太陽光発電事業は非常に大きな可能性を秘めている」という。
孫正義社長は「今回の協業での我々のゴールは、クリーンエネルギー市場を創造する会社を作り上げ、クリーンかつ再生可能なエネルギー資源によりインドの経済発展を強力に後押しすることだ。このベンチャー事業を通じて、将来のインドの繁栄へ向け努力していきたい」と話した。
インド政府は2022年までに100GWの太陽光発電所、60GWの風力発電所の建設を目指している。現在インドには約3.7GWの太陽光発電所が存在し、15年は15GWを超える模様だ。
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