いちごGHD、メガソーラー稼働
2015.07.08
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再生可能エネルギーの発電所開発を推進するいちごグループホールディングス(東京都千代田区、スコット・キャロン会長)は7月8日、宮崎県で1.44MWの太陽光発電所を完工したと発表した。総事業費は約4億円。同社が保有する稼働済みの太陽光発電所は計20件、34MWに達した。
同社は2013年8月、都城市のメガソーラー設置運営事業の公募に、都北産業(宮崎県都城市、堀之内秀樹社長)と子会社の宮交シティ(宮崎市、石原実社長)と共同で応募し、同9月市から事業者として採択された。2014年1月にいちごGHDが100%出資してSPCを設立。
いちごGHDは市から、1970年以降遊休地となっていた牧場跡地9万4165㎡を年300万円で借り受け、発電所を建設した。JAソーラー製のパネルを5346枚敷き、富士電機製のパワーコンディショナを設置した。都北産業と日本ベネックスにEPC(設計・調達・建設)を発注し、都北産業にはO&M(管理・保守)も委託する。宮崎市で大型ショッピングセンターを運営する宮交シティは、発電所建設をきっかけに、物産展を開くなどして都城市をPRするという。
工期は14年7月から約1年間。同社は年間6400万円の売電収入を見込んでいる。
同社は2018年2月までに29ヵ所、計100MWの発電所の建設を目指している。これらが20年稼働した場合、売電収入は合計350億円になるという。
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