オムロン、住宅向け出力制御対応モニタの機能アップ 低圧連系向けも10月発売へ

2015.07.27

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 オムロン(京都市下京区、山田義仁社長)は7月27日、太陽光発電用の出力制御対応モニタの機能アップとシリーズ追加を行うと発表した。今年10月の販売開始を予定している。
 同社は、太陽光発電用の出力制御対応モニタ「エナジーインテリジェントゲートウェイ」(EIG)の住宅向けタイプを今年5月に発売。住宅内の発電量や消費電力量をタッチパネルで簡単に確認できるうえ、同社のパワーコンディショナと併設することで将来的な出力制御の運用開始にも対応可能な製品だ。
 今回、同社は、住宅向けEIGに新機能を追加するほか、新たに産業向けEIGを発売する。
 住宅向けEIGには、発電情報やパワーコンディショナ情報などをHEMSの共通プロトコルである「ECHONET-Lite」(エコーネットライト)により、HEMSコントローラ側に直接データ送信できる機能を追加。専用のセンサ計測がなくても、データ管理を可能にしたことで、住宅全体のエネルギー情報の「見える化」や、太陽光発電システムの監視情報をメーカー問わずHEMS側に集約、HEMSサービスの価値向上に繋げるという。
 一方、産業向けEIGについては、50kW未満の低圧連系対応のパワーコンディショナを最大12台接続可能。屋外仕様品も揃えている。また、太陽光発電の発電量情報に加え、エラー履歴などパワーコンディショナ1台毎の状態情報をネットワーク経由で遠隔監視システムに送信する機能を搭載。遠隔監視システムを構築していない場合は、関連会社を通じた汎用型の遠隔監視サービスを提供できるという。

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