ソーラーフロンティア、CIS薄膜モジュール累計3GW出荷
2015.07.23
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CIS薄膜モジュール製造のソーラーフロンティア(東京都港区、平野敦彦社長)は7月23日、累計モジュール出荷量が3000MWを突破したと発表した。商業生産を開始して以来8年、年産能力900MWの国富工場が稼働してから4年で達成した。
同社はこれまで47ヵ国へ、累計2000万枚以上のCIS薄膜モジュールを出荷した。「夏場の最高気温が40度以上になるサウジアラビアや、真冬に零下20度になるリトアニアなど、さまざまな環境下でCIS薄膜モジュールが採用され、高い発電性能を発揮している」(同社)。3000MWの出荷によって、二酸化炭素約193万tの削減につながるという。
同社は米国カリフォルニア州で建設された出力計143.2MWのカタリーナ・ソーラープロジェクト向けに、2011年から12年にかけて82.5MW分のCIS薄膜モジュールを出荷した。
同プロジェクトは今月、北米最大の太陽光発電の展示会で、技術革新性、経済性などが優れた太陽光発電プロジェクトに送られる、『インターソーラー・ノースアメリカ・プロジェクト・オブ・ザ・イヤー』を受賞した。
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