日立アプ、住宅用パワコン発売 10月より、4.9kW屋外設置型
2015.09.02
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日立アプライアンス(東京都港区、二宮隆典社長)は9月2日、住宅用太陽光発電システム用のPCS(パワーコンディショナ)の新機種2種類を開発したと発表した。いずれも10月1日から発売する。
今回新たに開発したのは、屋外設置型の定格出力4.9kWタイプ。耐塩害仕様の標準品と耐重塩害仕様の受注生産品の2種類を揃えた。住宅用太陽光発電システム向けの屋外設置型としては、今年3月に発売した定格出力5.9kWタイプに続く機種となる。
太陽電池モジュールで発電した直流電力をしっかり取り出すため、制御回路に低損失のSiCダイオードを採用したほか、電気部品や回路パターンの低損失化など、日立独自のインバータ技術により、屋外設置型PCSとして高い電力変換効率96.5%を実現したという。 標準仕様品でも耐塩害仕様とし、保護等級IP56相当の防塵・防水構造、運転音22dBの静音設計を施している。日ざしの変化による電力ピーク点の変動を見はって、電力を取り出す日立独自の「HI-MPPT制御」も採用、最大入力電流40Aにも対応している。
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