ユーラスエナジーホールディングス（東京都港区、稲角秀幸社長）は10月5日、青森県六ヶ所村に建設していた太陽光発電所が完成、運転を開始したと発表した。交流出力115MWの大規模太陽光発電所であり、現在操業中の太陽光発電所のなかでは、国内最大規模となる。
　同社が青森県上北群六ヶ所村に建設した「ユーラス六ヶ所ソーラーパーク」は、直流出力148MW、交流出力115MWの太陽光発電所。10月1日に営業運転を開始した。東京ドーム約50個分に相当する253haの土地に約51万枚の太陽光パネルが設置されている。太陽光パネルは、三菱電機および米・サンパワー社製の単結晶シリコン型モジュールを採用した。
　今回稼働した太陽光発電所は、同社グループにとって国内7ヶ所目。国内の太陽光発電設備の合計容量は、232.5MW（グローバルでは約281.5MW）となり、風力発電国内最大手である同社は、「太陽光発電事業においても、国内トップクラスの事業者となった」とコメントしている。