再生可能エネルギーの発電所を開発運営するレノバ（東京都千代田区、木南陽介社長）は10月21日、栃木県那須塩原市で出力24.8MWのメガソーラーを稼働したと発表した。約29万㎡に及ぶ市内の民有林を活用した。これで同社が開発したメガソーラーは合計122.2MWになった。
　今回の発電所を運営するのは『那須塩原ソーラー』。同社と他1社が匿名組合出資して設立した合同会社だ。発電所は、出力310Wの太陽光パネル8万枚と、500kWのパワーコンディショナ36台などからなる。14年6月に着工し、今年9月1日より運転を開始した。年間の予想発電量は一般家庭約7200世帯分の電力消費量に相当する約2480万kWhである。
　これまで同社は、茨城県朝来市、千葉県富津市、静岡県菊川市、大分県玖珠郡九重町でメガソーラーを開発し、それぞれ稼働させた。現在は熊本県菊池郡大津町で19MWの発電所を建設中だ。