リゾート事業を展開するリゾートソリューショングループ（東京都新宿区、多賀道正社長）は12月1日、広島県竹原市内の直営ゴルフ場近隣に2MWの太陽光発電所の建設を開始した。竣工は来年5月31日を予定。メガソーラーの建設は同社にとって初めての試みとなる。
　同グループは、広島県竹原市吉名町のゴルフ場「瀬戸内ゴルフリゾート」を運営しており、コースに隣接した日当たりの良い南西の平坦地に発電所を建設する。すでに千葉県鴨川市などでスタートしている自然エネルギー事業の推進と、保有する遊休地の有効活用が目的だ。
　発電所の敷地面積は2万8,000㎡。太陽光パネルはシャープ製の重塩害対応タイプを9,420枚、パワーコンディショナは日新電機製の660kW機を3台使用する。稼働後の年間発電量は一般家庭700～800世帯分の年間電力消費量に相当する約290万kWhを見込み、中国電力に買取り価格36円／kWhで全量売電する。