日本アジア投資（東京都千代田区、細窪政社長）は1月5日、宮城県と岩手県に3件のメガソーラーが完成したと発表した。3件の出力は計13.5MWで、総工費は43.9億円。売電収入は年間で計5.3億円にのぼる見込みだ。
　発電所は、宮城県気仙沼市に1件、岩手県一関市に2件、いずれもリニューアブル・ジャパン（東京都港区、眞邉勝仁社長）と協業して建設し、総工費の80％以上をプロジェクトファイナンスで調達した。
　宮城県の『気仙沼市本吉町太陽光発電所』は、出力1.02MW、年間予想発電量は110万kWhで、岩手県の『一関市藤沢町太陽光発電所』は、同2.27MW、同229万kWh、『一関市金沢太陽光発電所』は、同10.8MW、同1,147万kWhでる。3件ともkWhあたり36円で東北電力に全量売電する。
　同社は3年以内に100MW規模のメガソーラープロジェクトで売電を開始し、年間5.5億円の利益獲得を目標としている。企画中の案件を含め、計85.9MWのプロジェクトを進めている。