タイの石油会社であるバンチャーク・ペトロリアムの子会社のBCPGは2月16日、米国・サンエジソンから同社の日本法人であるサンエジソンジャパンを買収、手続きを完了したと発表した。買収額は約96億26百万円。サンエジソンジャパンは社名をビーシーピージージャパンに変更し、BCPG傘下で事業継続していく。
　2010年6月に設立されたサンエジソンジャパンは、日本において、太陽光発電所を中心とする再生可能エネルギー発電所の開発や建設、操業を手掛けてきた。現在、合計4ヶ所13MWの太陽光発電所を操業、2ヶ所27MWの発電所を建設中だ。その他、開発中の太陽光発電及び風力発電プロジェクトは150MW以上に及ぶという。BCPGも約150MWの太陽光発電プロジェクトを保有しており、日本市場で340MW以上の再エネ発電所のパイプラインを持つことになるとしている。BCPGの北東アジア地域における再エネビジネス拡大の要として、さらなる拡大を目指す方針だ。