経済産業省は3月18日、再生可能エネルギーの2016年度の買取り価格を決定したと発表した。
　2月末に公表された調達価格等算定委員会による意見書からの変更はなく、非住宅用太陽光発電（10kW以上）が24円／kWh（税抜）、住宅用太陽光（10kW未満）が31円／kWh（出力制御対応機器設置義務なし）または33円／kWh（同あり）となった。
　なお太陽光発電以外の再生可能エネルギー（陸上風力、洋上風力、地熱、中小水力、バイオマス）については、前年度の買取り価格と買取り期間を据え置いた。
　また、2016年度の賦課金単価についても決定、1kWh当たり2.25円とした。一ヶ月の電力使用量が300kWhの標準家庭において、月額675円、年額8,100円の負担となる。