レノバ（東京都千代田区、木南陽介社長）は4月13日、岩手県九戸郡軽米町とメガソーラー建設の立地協定を結んだと発表した。約155haの山林に建設し、農山漁村再生可能エネルギー法を活用する。出力は48MWに及ぶ予定で、同法適用の太陽光発電所では最大級となる。
　発電事業は、レノバ、三菱UFJリース、三井住友ファイナンス＆リースで匿名組合を組成した、『合同会社軽米西ソーラー』が行う。レノバは、事業計画の策定から開発プロセス全般を主導したという。同事業は、みずほ銀行を主幹事としたプロジェクトファイナンスを組成し、2015年11月30日に融資契約を締結した。
　発電所は16年5月中旬に着工し、19年7月に運転を開始する予定。年間発電量は約5000万kWhにのぼる見込みだ。
　レノバは、再生可能エネルギー事業を積極的に推進する方針を示しており、これまでに茨城県、千葉県、静岡県、大分県、栃木県で合計122MWの太陽光発電所の運営を開始している。