自然エネルギー関連の商材を扱うネクストエナジー・アンド・リソース（長野県駒ケ根市、伊藤敦社長）は10月17日、屋外用定格出力5.5kWのPCS（パワーコンディショナ）を発売した。国内メーカーから調達し、自社製PCSとして販売する。自社製品のラインナップ拡充により、競争力を高める。
　初の自社製PCSは変換効率が95.5%である。外部冷却ファンやヒューズなどの消耗部品がなく、その結果故障率の低減が期待できる。同社は、ユーザーが新型PCS1台に対しパネルを計11㎾まで過積載しても、安全性を担保するという。
　これまで自社製の太陽電池モジュールと架台をラインナップしていた同社は、新たにPCSを加え、太陽光発電システムの主要部材を自社製品で構成するできるようにした。ブランドイメージの強化を図り、提案力を高める。
　なお新製品の重量は33㎏、外形寸法は73.5×43.1×21.4cmである。