太陽光発電所のEPC（設計・調達・建設）を手がける協和エクシオ（東京都渋谷区、小園文典社長）は11月17日、千葉県東金市に建設していたメガソーラーを竣工したと発表した。出力は2.6MW。これで同社が開発した太陽光発電所は14ヵ所、16.6MWにのぼった。
　同社は千葉県東金市の土地4万3230㎡を賃借し、9840枚のパネルを敷いた。「施工に際し、敷地内に点在する 7 つの古墳をフェンスで囲み文化財保護に配慮した」（同社）。除草対策として、多年草ダイカンドラを植えたという。開発から設計、建設まで一貫して自社で手がけた。
　新たに稼働したメガソーラー『協和エクシオ東金ソーラーファーム』の年間予想発電量は、一般家庭約550世帯分の電力消費量に相当する2700MWhである。