自然電力（福岡市中央区）とjuwi（ユーイ）自然電力（東京都文京区）は3月7日、新潟県において、営農型太陽光発電所の建設に着工したと発表した。
　このほど新潟県新潟市で着工した「新潟鈴木ファーム太陽光発電所」は、鈴木農園の一部約18,900㎡の農地を利用し、出力約1.36MWのメガソーラーを建設するもので、営農と太陽光発電事業を同時に行う営農型太陽光発電である。発電所下部では、遮光耐性に優れた牧草を生産する。年間発電量は、一般家庭約440世帯の年間使用電力量に相当する約144.5万kWhを見込む。
　このプロジェクトでは、自然電力グループが開発からEPC（設計・調達・建設）までを一貫して手掛ける。開発は、自然電力が開発事業パートナーであるRETRY（東京都目黒区）と共同で実施し、EPC（設計・調達・建設）はjuwi自然電力が担当。農作物への日射量を確保するため、架台間の距離を充分に取ったほか、農業機械が架台の下を通過できるように地面からパネルの下端まで約2mの距離を確保したという。