大ガスと京セラ、エネファーム用蓄電システム発売
2017.03.24
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大阪ガス(大阪市中央区、本荘武宏社長)と京セラ(京都市伏見区、谷本秀夫社長)は、住宅用リチウムイオン蓄電システムの新製品を共同開発し、4月から販売開始することを発表した。家庭用燃料電池『エネファームtype S』の電力をためて使用する。エネファームと蓄電池、太陽光発電の3電池をコントロールすることで、家庭における一次エネルギー消費量を低減する。
新たに発売する『SEH蓄電システム』は、蓄電容量3.2kWh、質量約54kgの小型・軽量タイプ。深夜などの電気使用量が少ない時間帯にエネファームで発電した電力をためて、早朝や夕方などの電力が不足する時間に放電する。
大阪ガスの試算では、エネファームと太陽光発電にSEH蓄電システムを加えた3電池を最適制御した場合には、従来システムと比較して家庭における年間の一次エネルギー消費量を約62%削減できるという。希望小売価格は本体と別売部品の標準セットで税抜160万円。
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