ソーラーフロンティア、新製品発表 9月受注開始
2017.06.21
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CIS薄膜太陽電池製造のソーラーフロンティア(東京都港区、平野敦彦社長)が6月21日、新製品を発表した。従来品より出力、変換効率ともに向上させた。9月8日から受注を開始し、来年1月5日に出荷を始める予定だ。
新製品は、出力180Wと185Wの2種だ。それぞれ変換効率は14.7%、15.1%で、外形寸法はともに125.7cm×97.7cm×3.5cmである。「太陽電池セルの製膜プロセスを大幅に改良」(ソーラーフロンティア)したことで、同じサイズの現行品175W型と比べ、出力が向上した。
さらにソーラーフロンティアは、新製品の開発に際して使用部材を見直し、質量を現行品より1.5kg軽くした。また、フレームの構造を変えたことで、新製品はパネルを水平設置した際の水切り性能が向上し、汚れが付着しづらくなっているという。今後積雪地向けに耐荷重を高めた製品も発売予定だ。
なお、新製品の発売に伴い、現在販売している160W、165W、170W、175W型4機種における一般販売は今年末で終了するという。
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