旭テクノプラントのO&Mが選ばれる理由
2017.05.08
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太陽光発電所のO&M(運用・保守)が義務化された今、太陽光発電所のオーナーにとって、有力なO&M企業を探し出せるかどうかが、事業の成否を分かつといっても過言ではない。とはいえ、O&M各社の実力の差は見え難い。そこで、有益なO&Mで定評のある岡山県倉敷市の旭テクノプラント(藤森健社長)のサービスに迫った。
電設工事40年の実績と信頼
旭テクノプラントが太陽光発電に携わったのは2005年からである。当時、国内の太陽光発電市場は黎明期で、もっぱら住宅用太陽光発電設備の販売・施工が主流だったが、同社は、設備容量の大きい公共・産業用の太陽光発電所に絞って建設を進めてきた。
それが功を奏したのか、12年7月にFIT(固定価格買取制度)が始まると、群馬県榛東村でソフトバンクが開発した出力2.4MWの太陽光発電所を皮切りにメガソーラーを多数建設、すでに累計80MWに達しており、中国地方ではトップクラスの実績を誇っている。
業績は好調で、13年10月期に14・3億円だった売上高は、16年10月期に35・9億円まで伸ばし、今期はさらに50・6億円へ拡大する見通しだ。
異例の急成長を遂げた要因を、藤森社長は、「太陽光発電所建設の特需に恵まれた」と、半ば謙遜ぎみに語ったが、背景には、同社に高度な技術やノウハウの蓄積があったのはいうまでもない。
1978年に創業した旭テクノプラントには、約40年にわたって、浄水場や下水処理場の電気設備工事や、高圧から特別高圧に及ぶ発・変電所の設計・施工を手掛けてきた歴史がある。つまり、同社は、大手重電メーカーとともに社会環境インフラを整備してきた豊富な経験を持ち、その過程で、電気設備工事に関する技術力を磨き続けてきたのである。
西日本でO&M本格化
その同社は今、岡山を中心に西日本で太陽光発電所のO&Mに力を入れている。O&Mとは、完成した太陽光発電所を20年にわたって保守点検し、維持管理していくサービスであるが、その重要性を、藤森社長はこう強調した。
「オーナーの皆様の立場に立つと、20年という長い期間、太陽光発電所が安定して稼働し続けなければ、投資を回収できませんから、太陽光発電事業は、発電所を建設し、稼動を開始してからが本番です。だからこそ、当社は、発電所建設だけではなく、稼働した発電所をきっちりと保守管理させていただくことに重きを置き、かねてより入念に準備してきたのです」。
事実、同社は、太陽光発電所を遠隔で監視するO&M専用の監視室を開設したほか、高額なEL発光試験装置を導入し、O&Mの本格事業化に向け、計画的に進めている。
では、具体的に同社のサービスを見ていこう。
まず同社は、全国の太陽光発電所を遠隔で一括監視している。O&M専用の監視室では、専用のスタッフが365日24時間体制で太陽光発電所の発電状況を監視しており、設備の異常を早期に発見している。それゆえ、万が一、太陽光発電所に不具合が生じても、発見が早く、緊急対応の初動が速いのである。
精度の高い点検も、同社の特長のひとつだろう。先述の通り、同社は、EL発光試験装置を保有しているため、製造時と同水準の高精度な太陽光パネルの品質検査を、太陽光パネルを取り外すことなく、屋外で実施できる。太陽光パネル内部の状態を可視化でき、劣化や故障による発電ロスを未然に防ぐことも可能なのだ。
そのうえ、同社は、落雷や強風といった自然災害で太陽光発電所に不具合が発した場合などの緊急時には、直ちに現場へ急行し、迅速な復旧する体制も整えている。保安業務を各地域の電気保安協会などに委託するO&M企業が多いなか、同社は、社内に電気主任技術者や緊急対応スタッフを在籍、不具合対策などオーナーに対して一歩踏み込んだ提案を行っている。
藤森社長は、「当社は、実働部隊を抱えているので、緊急時の対応は万全です。当社が建設した太陽光発電所だけではなく、他社が建設した発電所まで幅広くO&Mを提供していきたいと考えています」と方針を述べる。
現在、同社のO&M契約量は40MWほどであるが、受注が急増中で、近々100MW規模になる模様だ。
FITの開始からもうすぐ5年が経つ。国内では多くの太陽光発電所が稼働したが、この先20年間安定して運転し続ける設備はどれだけあるのだろうか。経験の浅い建設会社がつくった〝不良発電所〞は相当数あるともいわれている。所有する太陽光発電所に不安を抱えるオーナーは、旭テクノプラントに相談してみよう。必ず最適な提案をしてくれるに違いない。
旭テクノプラント株式会社
[本社]岡山県倉敷市新田2403番地の1
TEL.086-430-0123 FAX.086-430-0124
[広島支店]TEL.082-225-8326
http://www.asahi-techno-p.co.jp
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