オムロン、蓄電システム新製品 9.8kWhタイプ

2017.10.01

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 オムロン(京都市下京区、山田義仁社長)は、充放電能力を従来比1.2倍に向上させたリチウムイオン蓄電システムの新製品を開発、10月より販売を開始する。VPP(仮想発電所)などの新用途や自家消費需要に対応していく。
 同社が新発売する蓄電システムは小規模産業施設や戸建住宅向け、屋外設置型の蓄電池容量9.8kWhタイプ。重さが約78kg、外形寸法が横452mm×高さ542mm×奥行228mmと、今年7月に投入した同6.5kWhタイプと同様に世界最小・最軽量クラスを実現している。また、充放電能力が従来比約1.2倍に向上、より短時間での充放電を可能にしたことで、VPP用途などにも対応しやすくなったという。
 その他、従来機種との施工性の統一化を図っており、蓄電池ユニットは屋外での自立設置に加えて、基礎工事が不要となる壁掛け設置も可能。軽量であるため、クレーン搬入する必要もない。
 なお3年間累計の販売目標は1万台。

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