オーエス、可搬型太陽電池とLED付き蓄電池をセット発売

2017.10.01

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 映像機器メーカーのオーエス(大阪市、奥村正之社長)は8月25日、可搬型のアモルファスシリコン太陽電池シートと、同シートで発電した電気をためるLED照明付き蓄電池をセットで発売した。ウェブサイトや防災商品を扱う代理店を通じて販売する。市場価格は1セット1万6000円を想定しており、初年度1000台の販売を目指す。
 同社は以前より非常用電源として可搬型太陽電池シートと蓄電池を販売していたが「災害時に必要なのは明かりと携帯電話の充電。1台で両方に対応できるように、蓄電池とLED照明機能を組み合わせた」(奥村社長)。
 蓄電池は蓄電容量2600mAhで、USB差込口付き。LED照明は白色と赤色の2色で、点滅やSOS点滅する機能があり、最長で約60時間使用できる。防水性に長けており、防塵防水性能を示すIP規格では最高ランクのIP68。重さは0.2kgで、大きさは懐中電灯ほど。セット販売する出力4.2Wの可搬型太陽電池シートを使えば、天候にもよるが5時間ほどで満充電できる。
 また、同社は蓄電容量5200mAhの高スペック版も間もなく発売する予定で、こちらは1万9000円ほどで売り出す模様だ。

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