2014年だけでも4度の世界記録を樹立した深淵のR&D トリナ・ソーラー、最新鋭モジュール「Honey Plus」「Honey M Plus」をついに発売

2015.03.01

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 R&D(研究開発)に絶対的な自信を持つトリナ・ソーラー。2014年だけでも4度の世界記録を樹立した世界最大手が、高性能モジュールを日本などで先行発売する。他にない付加価値を持つ太陽電池を生み出すトリナの次なる製品とは。

 p型単結晶セル、変換効率21.40%で世界1位、p型多結晶セル、変換効率20.76%で世界1位、p型単結晶モジュール、ピーク出力335.2Wpで世界1位。p型多結晶モジュール、出力324.5Wpで世界1位。
 欧・米・日の企業が名を連ねる太陽電池の世界ランキングのなかで、誰も真似できない太陽電池を次々と生み出してきたのがトリナ・ソーラーである。2011年に多結晶モジュールで当時世界最高となるピーク出力274.3Wpを達成すると、12年には284・7Wpで再び世界記録を塗り替える。
 14年に入るとR&Dはさらに飛躍する。4月に単結晶モジュールで世界最高となる326.3Wpを記録したのを皮切りに、9月には335.2Wpへと更新。間髪入れずに10月から12月までのわずか3カ月間で、今度はセルの変換効率を次々と塗り替え、p型単結晶・多結晶セルで世界記録を樹立。多結晶モジュールのピーク出力でも、14年末には324.5Wpをたたき出す。
 p型単・多結晶の変換効率部門(156×156 ㎡)、そしてピーク出力部門(セル60枚モジュール)いずれも制覇、14年だけでも4度の世界記録を達成したことになる。
 ワールドレコードを塗り替える技術のコアが、PERC(passivated emitter and rear cell)というセル構造にある。この構造、裏面パッシベーションとも呼ばれ、アルミニウムの層を裏面一面に張り、光の反射層も兼ねた電極とする一般的な構造に対し、PERCはSiNやSiO2などからなる絶縁層を裏面に形成して反射層とするもの。
 この反射層があれば、裏面シリコンとアルミ電極の界面で発生したキャリア(電子と正孔)が再結合するのを抑え、変換効率を向上させると期待された次世代技術だ。
 14年通期で3.61から3.66GWの出荷量を予測し、世界1位となる公算が高いトリナ・ソーラー。そのトリナがパイロット生産を終えたばかりのPERCセル搭載モジュール、『Honey Plus(多結晶)』と『Honey M Plus(単結晶)』を日本含む数カ国で先行発売すると発表、世界を驚かせた。競争激しい日本で新たな価値を提供すれば、トリナ独自のポジションを築ける可能性はぐっと高まるだろう。
 さらにPERC搭載のハニープラスシリーズは5バスバーを採用。より少ない直列抵抗によって、多結晶(Honey Plus)の公称最大出力が280W、セル変換効率は18.7%に。単結晶(Honey M Plus)になると公称最大出力は285W、セル変換効率は20%を超え、20.4%になるという。
 変換効率が上がれば、発電量が増える。出力が大きくなれば、架台やケーブルなどのBOS(バランスオブシステムズ)コストの削減にもつながる。このハニープラスシリーズ、早ければ15年初旬にもここ日本で発売される予定だ。

国土の狭い日本に最適な太陽電池

 〝革新的な太陽電池が世界を変える〞というR&D理念のもと、日本での存在感を増すトリナ・ソーラー・ジャパン。彼らは耐久性に優れた両面ガラスモジュール、『DUO-MAX』やシステム全体を監視する『トリナスマート』といった製品もラインナップ済みだ。
 とくにDUO-MAXの品質に対する自信が、〝リニア出力保証30年〞となって現れている。
 PV業界では初年度から10年目が公称出力の90%、11年目以降は80%を保証するのが一般的。だが、トリナ・ソーラーはDUO-MAXにリニア出力保証を導入している。このリニア保証、保証期間が30年と長期であるうえ、出力低下が1年ごとにわずか0.5%だという。25年後の出力保証値だと、業界標準と比べ5.9%も高い。
 業界最高峰とも呼べる保証を提供できた秘密が、バックシートを使用せず暑さ2.5㎜の2層耐火ガラスからなる独自構造にある。
 IECおよびUL火災テストでクラスAを取得したガラスを使い、フレームレスモジュールであるため、マイクロクラックも、PID劣化も、スネイルラインも、UL劣化だって心配ない。国土が狭い日本では、沿岸部や積雪地などへの導入がますます増えるが、塩害耐性IECレベル6をクリアしたDUO-MAXなら最適なモジュールになるはず。
 14年にはもうひとつ、他にない付加価値を持った製品が登場した。それがモジュール1枚ごとの出力を制御することで、太陽電池の発電機能を最大限引き出す『トリナスマート』だ。
 スマートカーブと呼ばれる開放電圧の削減によって、ストリングにより多くのモジュールをつなげることが可能であり、さらに出力の最適化によって、システムコストの低減も実現させる。またスマートフォンやパソコンなどから、パネル1枚ごとの発電状況がわかり、出力停止も可能なため、火災や漏電を見つけるだけではなく、モジュール電圧を遮断でき、緊急時の安全確保にも役立つ。
 世界トップを走るトリナ・ソーラーが、海外製=低価格という時代を終わらせ、高品質で高性能という新しい波をつくろうとしている。

トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社
[東京本社]〒105-6121東京都港区浜松町2丁目4番1号世界貿易センタービル21階
Tel:03-3437-7000
http://www.trinasolar.com/jp

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