三菱UFJモルガン・スタンレー証券（長岡孝社長）は2月1日、パシフィコ・エナジー（ネーサン・フランクリン社長）が組成する太陽光発電事業向けの第1号ファンドの単独ファイナンシャル・アドバイザー兼私募取扱業者を務めたと発表した。
　同社は、同ファンドが太陽光発電事業を取得する枠組みを構築。国内の機関投資家から約155億円の出資金を集めた。ファンドは、日本国内の発電所5件約100MW、資産規模420億円超で構成されており、このほど宮城県大崎市と千葉県富津市、千葉市で売電開始している3件の発電所の組入れを完了した。残り2件についても、順次組入れていく方針だ。また、2018年中を目指し、第2号ファンドの組成も検討中とした。
　パシフィコ・エナジーはグループ会社を通じて、無限責任組合員としてファンドへ投資。さらにアセット・マネージャーとして各発電所の運転保守管理も担う。