三菱商事（垣内威彦社長）は2022年4月からローソン（竹増貞信社長）へ再生可能エネルギー電力を供給する。PPA（電力売買契約）を交わし、遠隔地の太陽光発電所が生み出す再エネ電力を10年に亘って売電する。
　同社は、太陽光発電所建設大手のウエストホールディングスに出力計45ＭＷにおよぶ太陽光発電所の建設を委託。同設備が生む再エネ電力を、送配電網を介して関東甲信地方と東海地方のローソン約3600店舗に供給する。
　ローソンは、環境ビジョン『Lawson Blue Challenge 2050!』を策定し、50年までの各店舗の二酸化炭素排出量実質ゼロに向け、30年までに13年度比50％削減する計画である。
　三菱商事は、今回のオフサイトPPAを他の地域にも広げ、ローソン計約8200店舗への再エネ供給を検討している。