岩手銀行（高橋真裕頭取）は3月26日、盛岡ソーラー合同会社（代表社員：NTT ファシリティーズ）が行うメガソーラー発電事業に対し、融資を実行したと発表した。
　この融資は、2012年7月より施行された「再生可能エネルギー固定価格買取制度」に基づく設備投資に対するもの。岩手銀行としては、盛岡市で実施されるメガソーラー発電事業に対する初の融資対応であり、「今後とも再生可能エネルギー等、震災復興に係るプロジェクトやインフラ施設の整備に向けた公共性の高い事業に積極的に対応し、地域社会の発展に貢献して参ります」としている。
　融資が実行されたプロジェクトは、盛岡市が公募を行った「ユートランド姫神隣接地メガソーラー設置運営事業者」のプロポーザルにおいて、審査基準である「事業者の遂行能力」、「発電事業の計画性」、「地域への貢献度」について審査を行った結果、 NTT ファシリティーズが最優秀企画提案者として選定され、実施されるもの。岩手県盛岡市玉山区生出において、発電規模1,780kWの太陽光発電所を建設、年間発電量は約183 万kWh（約500 世帯相当）を想定している。