小田急電鉄（東京都新宿区、山木利満社長）は、喜多見電車基地内（東京都世田谷区喜多見）と周辺施設に太陽電池パネルを設置し、「再生可能エネルギー 固定価格買取制度」を活用した太陽光発電事業を開始する。
　参入に際し、同社は「国内の環境、資源・エネルギー情勢を踏まえ、再生可能エネルギーである太陽光を 利用した発電事業に取り組むことによって、今後の電力需要に対応するとともに、CO2排出量を 抑制して環境負荷低減にも貢献していくもの」とコメントしている。
　発電事業の概要は、喜多見電車基地内や周辺建物の屋上・屋根部分などの未利用スペースに、太陽電池パネルを 計2,588枚設置し、年間約579,000kWhの電力を供給するというもの。この電力量は、 一般家庭の約160世帯分に相当し、運用開始は2014年3月を予定している。
　発電した電気は、東京電力に売電する予定だ。


1.実施場所　　喜多見電車基地ほか
(喜多見電車基地内 喜多見検車区・総合事務所屋上、研修センター屋根上)

2.所在　　　　東京都世田谷区喜多見9丁目

3.発電事業者　小田急電鉄

4.設備概要　　約579,000kWh（一般家庭の約160世帯分に相当）
　事業面積　　　　　　　　約9,200m²
　設置パネル数　　　　　　2,588枚
　発電能力　　　　　　　　590.2kW
　年間発電量　　　　　　　約579,000kWh
　年間CO2排出削減量 ※　　約269t-CO2
　※ 2011年度の実績に基づく排出係数（環境省発表）より算出

5.スケジュール (予定)
　着工 2013年9月
　竣工 2014年2月
　運用開始 2014年3月